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長周期・地震動
amanojaku@管理人
- 17/7/28(金) 9:47 -
「国家に国民の生命と財産を守る責務がある」のなら、長周期地震動に対して どの機種の制震装置が一番 有効に機能したのか(長周期地震動を抑制できたのか、構造部材に対するストレスを軽減できたのか)、国が調査し公表すべきだろう。
(動画)東北・関東大地震。揺れる新宿の高層ビル 2011年3月11日
http://youtu.be/ZFHO9NWamrA
(動画)[ScienceNews]防災減災の科学 大都会の脅威 長周期地震動
http://youtu.be/aTu6Ukd-YlA
↑超高層ビルも長周期・地震動で共振が発生すると言う事が明確に指摘されている。
"日本建築学会"様も長周期地震動によって高層ビルは倒壊する恐れはあるって事を間接的に認めております(下記参照)。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK18017_Y1A410C1000000/
> 東日本大震災は初めて経験する大地震となった。震度5強を観測した東京都心部では、震源から遠くまで地震動が伝わり、ゆっくりと揺れる「長周期地震動」が長時間続いた。都庁舎など非構造部材が損傷したビルは複数あり、安全性の徹底検証が急がれる。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK18017_Y1A410C1000000/?df=2
> 東日本大震災では、都心の超高層ビルの重大な構造被害は報告されていない。だが、複数のビルで非構造部材や設備が損傷、家具が転倒した。目立った被害がないビルでも、余震が起こるたびにギシッギシッと音を立ててきしんだ。
↑3.11 東日本大震災時の地震で都庁舎など非構造部材が損傷した高層ビルが複数存在した事が報道されており、また「重大な構造被害は報告されていない」とされている。
はたして本当に構造被害は皆無だったのか?、甚(はなは)だ疑問である(重大な構造被害の情報が隠蔽されてるのではないなか?)。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK18017_Y1A410C1000000/?df=2
> 日本建築学会も2011年3月4日に発表した長周期地震動に関する研究成果で、次のように指摘している。「東海、東南海、南海地震が連動して発生しても超高層ビルが倒壊する恐れはない。だが、梁(はり)の端部がちぎれたり、変形が残って傾いたりする可能性はある」
↑これ(超高層ビルが倒壊する恐れはない)は建設村によるプロパガンダですが、でも それって高層ビルは倒壊する恐れはあるって事だよね?
どちらにしろ、上記の動画でも超高層ビルも長周期・地震動で共振が発生する事は明確に指摘されている(つまり、それは長周期・地震動で超高層ビルも倒壊する恐れはあるって事だ)。
『海溝型巨大地震への挑戦』
http://leobull.blogspot.com/2010/01/blog-post_31.html
> 海溝型巨大地震では、広い範囲で長い揺れが続きます。最近の研究では、超低周波振動(2Hz 程度の揺れ)が、巨大建造物の固有振動周期と共振を起こすことで、これまで予測されていない壊滅的被害が心配されています。
> やわらかい関東ローム層上にある首都圏では、ゆれが15分以上収まらないというシミュレーションは衝撃的でした。これまでに作られた超高層ビルなどは、強い震度に耐えられる設計になっていますが、ゆっくりとした長周期・長時間の揺れは想定されておらず、耐えられずに崩壊するものも多いとの予測があります。
> 海溝型地震のもうひとつの特徴は、巨大な津波を伴う、という事です。南海地震のシミュレーションでは、高知市はプレートの跳ね上がりの反動で地盤が海面下に沈下するため、津波により一ヶ月以上も水没するとのこと。
↑これは南海トラフ(プレート境界型)地震のシミュレーションなのだが、その南海トラフ(プレート境界型)地震の超低周波振動でも関東ローム層上にある首都圏の超高層ビル(または高層ビルも)が倒壊する危険性があるようです。
『聴いて観て話しメモする!』『6.関東平野の成り立ち』
http://watasumu.blog28.fc2.com/blog-entry-90.html
> 地下構造:地下部は構造盆地である。関東地方の基盤岩石で最も古いのは、秩父系(古生代)、小仏層(中生代)や、御坂層群(第三紀中新世)に遡る。これらは、関東周辺山地で高く隆起して平野を囲んでいる。一方、平野中央部は、地表下3000m以上に深く覆没している。
『I 地震動(強い揺れ)の予測「大都市圏地殻構造調査研究」 』
http://dil-opac.bosai.go.jp/publication/gaibu/ddt-all/view/0614s_106.pdf
> 関東平野北西部では厚い新第三系が堆積してい
> ることは重力異常などから推定されていましたが、今回の調査
> で初めて3 km に及ぶ厚い新第三系堆積物の存在が明らか
> になりました。
『大都市圏地殻構造調査・関東山地東縁地殻構造探査について 』
http://www2.jpgu.org/meeting/2004/pdf/s053/s053-015.pdf
> 桐生-深谷区間では,関東平野北西縁の
> 堆積盆地の構造の全貌が明らかなった.主として新第三系から構成される堆積盆地は南北で非対称な構造を示し,
> 先新第三系上面は南でより高角で北傾斜を示し,北部では緩やかな北傾斜を示す.基本的には中新世に形成された
> ハーフグラーベンの構造がよく保存されている.このハーフグラーベンを規制した断層は,ほぼ中央構造線に相当
> する断層であり,現在活断層として知られる関東平野北西縁断層帯の深部延長も,北傾斜の主要断層に収れんして
> いる可能性が高い.盆地の深さは最大約3km である.
『関東平野の基盤構造』
staff.aist.go.jp/msk.takahashi/Subsurface.html
> ハーフグラーベンの前面に存在する正断層により基盤深度が急激に変化することから,大地震の際には地震波の増幅を引き起こす可能性が考えられます.したがって,地震防災の観点からは,浅層の地下地質構造の把握とともに深層の構造,とくに伏在しているハーフグラーベン分布をおさえることが重要であると考えられます.
> 関東平野下に伏在するハーフグラーベン群は地震波を増幅するだけでなく,場合によっては活断層として活動する可能性もあります.たとえば,活断層である立川断層を挟んで基盤の深さが急変していますが,基盤深度が深い東側にはハーフグラーベンを埋積した地層が伏在しているのに,西側にはありません.ということは,立川断層は1650-1500万年前にはもともと東側が落ち込むような正断層として形成されたものが,300万年前に開始した圧縮応力場のもとで,今度は東側が上昇する逆断層として再活動していると考えることができます.
引用なし
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:70_関東平野周辺の地質国「概念図.gif
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長周期・地震動
amanojaku@管理人
17/7/28(金) 9:47
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ハーフグラーベン
amanojaku@管理人
17/7/28(金) 9:58
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