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アメリカ合衆国における人体実験
 amanojaku@管理人  - 17/10/10(火) 14:48 -
アメリカ合衆国における人体実験
https://ja.wikipedia.org/wiki/アメリカ合衆国における人体実験

広島、長崎も人体実験であったのは有名な話だが、アメリカは自国民に対しても人体実験をしている。
下記のトモダチ作戦で「上官はヨウ素剤を飲んでいた」と言う事から乗員が被爆する事は分かっていた訳で、意図的に米兵達で人体実験をしたと考えるのが妥当だろう。

トモダチ作戦で被曝した米兵たちは、そして原子力空母は
http://www.magazine9.jp/article/hourouki/19538/
 
 時間の経過とともに忘れ去られていくことは数多いが、この言葉もまさしくそれに当たっていたのだろう。
 「トモダチ作戦」。東日本大震災の直後、米軍が被災地に駆けつけて実施した救援活動である。日ごろは在日米軍や日米安全保障条約に否定的な立場を取る身としても、実際に被災者を助ける行動を起こしてくれている以上は感謝するほかなかった。
 震災から4年以上が経ち、すっかり記憶の片隅に追いやられていた言葉を思い返させたのは、トモダチ作戦に従事した米兵たちに重大な健康被害が相次いでいる、とのニュースだった。とくに、海上から作戦に参加した原子力空母「ロナルド・レーガン」の乗組員らに目立ち、アメリカで訴訟が起きているというのである。
 渡米してこの問題を調査してきた呉東(ごとう)正彦弁護士(神奈川県横須賀市)の講演を聞く機会があったので、概要を報告したい。もちろん、最大の課題は米兵の健康被害にどう向き合うか、に違いない。だが、後述するが、今後の日本と密接に関わるテーマでもあることがわかった。
 レーガンが三陸沖に到着したのは、震災2日後の2011年3月13日。福島第一原発の1号機が、前日に水素爆発を起こしていた。当初の原発からの距離には諸説あるそうだが、少なくとも90〜180キロの地点にいたらしい。原子力空母だけに放射線漏れに備えた態勢は厳重だが、甲板の放射線量は通常の2.5倍に及んだという。「原発から放出された放射性物質の7割は海に落ちたと言われている。レーガンは風下に入ったようだ」と呉東さん。
 約5時間後、180キロ以上離れるように指示が出て艦は退避するが、それまでの間、甲板の乗組員は放射性プルーム(雲)に包まれた状態で作業をした。退避した180キロ地点でも、空中線量は通常の30倍を検出した。アラームが鳴り続けるので警報装置のスイッチは切られており、線量計も原子炉の技術者以外は付けていなかったという。
 レーガンのトモダチ作戦への参加は4月4日まで続き、被災者の捜索・救助や救援物資の輸送の海上拠点となる。
 水兵たちはその間、防護服を着ることなく通常の軍服のままで、放射線を浴びた189機の航空機・ヘリコプターの除染や整備、レーガンの甲板の洗浄にあたった。航空機やヘリコプターの搭乗員も、陸地に近づいた際に被曝したであろうことは言うまでもない。
 それだけではない。原子力空母では海水を脱塩して飲料や洗濯などに使っているが、放射性物質が検出されたから飲まないようにと指示されたのは3月15日になってからだった。逆に言えば、それまでは汚染された海水を飲んだり生活に使ったりしており、内部被曝をしたおそれがある。上官はヨウ素剤を飲んでいたが、一般の水兵には与えられなかったという証言もあるそうだ。
 レーガンはトモダチ作戦の後、9月に母港の米サンディエゴに戻るまで半年間、各地を航海して回った。乗組員(約5500人、うち約3000人が水兵)は艦内で生活を続けており、換気系統を伝っていた放射性物質を吸い込んだおそれもある。実際、排気口近くのベッドを使っていた兵士が甲状腺がんになっている。
 このようにいくつもの要因が重なって、レーガンの乗組員らは被曝した可能性が高い。これまでにヘリコプター整備士(30代)が骨膜肉腫で死亡。トモダチ作戦に参加した別の艦のヘリ整備士(20代)も急性リンパ球白血病で亡くなった。ほかにも、白血病、脳腫瘍、精巣腫瘍、乳がん、視力喪失になったり、脚や腕の筋力が衰えて車いす生活を余儀なくされたりしている現・元兵士がいる。作戦参加後に生まれた兵士の子どもに異常が見られるケースもある。
 健康を損なった兵士たちは2012年の暮れ、サンディエゴの南カリフォルニア連邦地裁に損賠賠償を求める訴訟を起こす。被告は東京電力で、その後、福島第一原発の原子炉を製造した東芝、日立、GEなども追加した。訴状の訂正を経ている間に、原告(家族を含む)は8人から239人に膨らんだ。潜在的な被害者はもっと多いとして、すべての被害者の医療費支払いや損害救済のために10億ドルの基金を設立するよう求めている。「代表訴訟」と呼ばれる類型だそうだ。
 これに対して東電は、政治的な問題であることや、日本の裁判所で審理すべきであることを理由に訴えを却下(門前払い)するよう申し立てていたが、昨年10月に連邦地裁に否定された。
 呉東さんは「米国の裁判所で本格的な審理が始まることになり、今年3月には口頭弁論も開かれている。制度が日本と違うので見通せない部分があるが、陪審制で審理されるうえ、この土地の司法は革新的ムードとも言われている」と、原告の主張が認められる可能性があるとの見方を示した。
 原告は20代〜30代の男女が中心で、8割が当時のレーガンの乗組員。3分の1は現役の兵士だ。ご存じの通り、アメリカでは軍隊に志願するのは貧困層の若者が多い。除隊しても在籍期間が短いため年金は少額だし、医療保険にも入っていなくて、十分な治療を受けられない原告が多いらしい。しかも、レーガンを降りる際に「米軍を訴えない」という趣旨のサインをしており、米軍も冷淡だそうだ。
 これに対して呉東さんは「兵士たちは命令でトモダチ作戦に参加させられ、福島第一原発の『真実』を知らされないまま丸腰で作業を強いられた。東電や日本政府、米軍は、被害者を救済するために手を尽くすべきだ。日本のマスコミはほとんど取り上げていないが、深刻な実態を日本人も知る必要がある」と指摘した。

引用なし

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アメリカ合衆国における人体実験 amanojaku@管理人 17/10/10(火) 14:48

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